「ものづくり」を通して、わたしたちの地元東京と被災地各地のこども達(&わかもの達&おとな達)が繋がれるネットワーク作りを目的に発足した「kids d.i.y.」プロジェクト。
わたしたちの支援の現場のひとつは地元東京でもあります。東京第1回目のワークショップは、4/29に東京・新宿のIrregular Rhythm Asylumにて開催され、本プロジェクトの支援に賛同いただいた5家族のこども6人と一緒に、被災地に届ける作品づくりに楽しくに励みました。最初は恥ずかしがっていたこどもたちも、スイッチが入った途端に創造性を発揮しました。
こどもの絵やメッセージと共に、親御さんのメッセージも載せた1冊のzineができあがりました。
東京ワークショップで出来上がったzineを持って、5/2に宮城県南三陸市志津川小学校の避難所にてワークショップを開催しました。
学校もそろそろ始まり、避難所の統廃合もあって、こどもの人数はそれほどではありませんでしたが、ひとたび声をかけると「うさぎを作りたい!」などと、数人のこどもが元気良く駆け寄ってきては絵を書いたりチョキチョキと切り絵を切り始めました。とにかく遊びたいというこどもの欲求がひしひしと伝わってきました。
途中で神戸からのピアニカ集団と合流して、癒しの生演奏の横で和やかに遊びはお昼ごはん時まで続きました。
このバナーも、こども達と一緒に作りました。
そして、こども達の作品を集めた志津川版の1冊のzineが完成しました。
南三陸市はわたしたちが訪れた5月初頭でも戦場のような壮絶な光景が広がっていました。それでも、こども達は流されてきたベッドをトランポリン代わりにしてピョンピョンと跳ね飛び、元気に遊んでいました。なんでも遊び道具にしてしまうこども達の創造性とたくましさを見た気がしました。
4/29東京ワークショップ、そして5/2南三陸市志津川小学校ワークショップにご理解、ご協力いただいたみなさまに、この場を借りて厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました!また元気にお会いしましょう。
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