2013年7月30日火曜日

埼玉県内に災害公営住宅を求める署名の呼びかけ

まず、具体的な活動報告が半年以上も経過してしまった事をお詫び申し上げます。

ご報告できなかった間、双葉町の方々が今でも避難をしている埼玉県加須市、旧騎西高校避難所にて定期的に行われている脱原発さいたま市の炊き出しへ個人としての参加や音楽イベントなどを行い今後の支援などについて模索してきました。
改めて動画などを含め、ご報告していきたいと思います。

そして今回Human Recovery Projectとして、双葉町の方々による「埼玉県内に災害公営住宅の建設を求める会」及び、それに連帯する支援者側から発足した「災害公営住宅の建設をともにすすめる会」への協力と署名の呼びかけを行います。

それに伴い、署名用紙を預かっていただける方々やご協力していただける支援団体の方も募集しています。

下記の「加須ふれあいセンター」のHPからも署名用紙のダウンロードが可能です。詳細もご確認ください。
http://kazofureai.com/

まず、この署名活動への出会いは、5.19旧騎西高校避難所の炊き出しの際に避難所の方からこの活動のお話を聞き「加須ふれあいセンター」へ訪ねたのがきっかけでした。

そこでは「寄り添いステーション」日替わり300円定食として双葉の方と加須のボランティアの方が故郷の味を提供など憩いの場となっております。

この署名活動は「加須ふれあいセンター」を拠点とし、5.6双葉町の有志の方々により「埼玉県に復興住宅の建設を求める会」として発足し、約一週間で300人分の署名が集まり、要望書と共に井澤町長へ提出しました。

二年以上もの避難生活を経て、やっと慣れ親しんだ土地やコミュニティーへ留まりたいというささやかな双葉町の方々の願いです。

署名の始まりも、「埼玉にも復興住宅が欲しい」という声に、埼玉県上田知事からの「福島県から
要請があれば埼玉県も支援する」という回答からでした。

そしてこの活動をモデルとして、近隣町村への方々を対象とした署名へと拡大しました。

しかし、署名集めをするにあたり借り上げ住宅などに移り、連絡先が分からない方々
が大半な為、口コミなどで集めているというのが現状です。

借り上げ住宅の更新や賠償など、他にも問題は山積みです。

避難されている方の声が届くように、復興という形で隅に追いやられる事のないように、そして諦めてしまっている方にも私達の声が届くように、その為にもたくさんの人にこの活動が認知されるように拡散していかなければなりません。

そして今後どのような対応が国や行政から為されるのか、Human Recovery Projectとして追っていきたいと思います。

そして支援をする側の私達ができる「災害公営住宅の建設をともにすすめる会」への署名
をお願いします。


「加須ふれあいセンター」
http://kazofureai.com/